当記事では日本語文法における「自立語」について解説します。
自立語という言葉の意味や種類、用法などについてわかりやすくご紹介しますので、ぜひこの機会におさらいしていって下さい。
また日本語文法の全体像は下記の記事で解説していますから、自立語だけでなく全体的におさらいしたい方は、併せて参考にしてください。
関連記事日本語文法を基礎から解説。構造と基本ルールまとめ自立語とは

自立語とは、それ単体で成り立つ言葉のこと。対義語として「付属語」があります。
品詞分類では助詞と助動詞をのぞいた8種類の言葉が自立語となっており、具体的には以下の言葉が該当します。
- 名詞(私、犬、山田、あれ、など)
- 動詞(走る、書く、等)
- 形容詞(白い、寒い、等)
- 形容動詞(綺麗だ、穏やかだ、等)
- 連体詞(大きな、ある、いわゆる、等)
- 副詞(決して、かなり、キラキラと、等)
- 接続詞(しかし、だが、けれど、等)
- 感動詞(ああ、もしもし、こんにちは、等)
これらそれぞれが、自立語として扱われます。
自立語の種類と用法

それでは8種類ある自立語を、それぞれ解説していきます。
名詞
名詞とは物事の名称をあらわす言葉のこと。
名詞は品詞の中で唯一「単独で主語になれる」という特徴を持つ特別な言葉。もう少し文法的な解説を重ねると「活用がない自立語である」という特徴も持ちます。
「犬」「私」「山田太郎」「あれ」など。
要するに、それ単体で成り立ち、主役になれる言葉が「名詞」だと覚えておきましょう。
関連記事日本語の名詞とは?代名詞、実質名詞、形式名詞、転生名詞の用法と具体例動詞
動詞とは、ものごとが自発的に行動する様や、受動的に作用を受ける様などをあらわす言葉のこと。前後の文脈や用法により、さまざまな活用をともなって使われる品詞です。
「書く」「書かれた」「書ける」「書こう」など。
ものごとを伝えるために、大切な役割を果たす言葉です。
関連記事日本語の動詞とは?種類や活用、分類、具体例を解説形容詞
形容詞とは、ものごとの状態や様子をあらわす言葉のこと。その言葉単独で成り立つ自立語であり、前後の文脈や用法によって活用をともなって使われる品詞です。
「白い」「白かろう」「白かった」「白く」など。
ものごとについて詳しく説明したいときに必要になる言葉です。
関連記事日本語の形容詞とは?用法と活用、形容動詞との見分け方を解説形容動詞
形容動詞とは、ものごとの状態や様子をあらわす言葉のこと。その言葉単独で成り立つ自立語であり、前後の文脈や用法によって活用をともなって使われる品詞です。
「きれいだ」「きれいなら」「きれいに」「きれいな」など。
ものごとについて詳しく説明したいときに必要になる言葉です。
関連記事日本語の形容動詞とは?用法と活用、形容詞との見分け方を解説連体詞
連体詞とは、体言である名詞を修飾する(より詳しく説明する)ために用いられる言葉。単独で成り立つ自立語で、活用がないのが特徴です。
「大きな」「ある」「この」「いわゆる」など。
文法的に言えば「連体修飾語」として活躍する言葉です。
関連記事日本語の連体詞とは?種類と用法、具体例、副詞との違いを解説副詞
副詞とは、用言(動詞・形容詞・形容動詞)を修飾するために用いられる言葉。単独で成り立つ自立語で、活用がないのが特徴です。
「決して」「かなり」「きらきらと」など。
文法的に言えば「連用修飾語」として活躍する言葉です。
関連記事日本語の副詞とは?種類と用法、連体詞との違いを解説接続詞
接続詞とは、文節と文節をつなぐ役割を持つ言葉のこと。単体で「接続語」として使える自立語で、活用しないのが特徴です。
例えば「しかし」「ですが」「また」「そして」など。
物事を順序よく説明するとき、説明を補足的に追加したいときなど、文章を読みやすくするために用いられる言葉です。
関連記事日本語の接続詞とは?種類と用法、接続語との違いを解説感動詞
感動詞は「呼びかけ」や「感動」「あいさつ」などを表す言葉。独立語としてだけ使われる自立語で、活用のない品詞です。
「ああ」「もしもし」「こんにちは」「いいえ」など。
主に文頭で用いられる、文のアクセントになるような言葉です。
関連記事日本語の感動詞とは?5つの用法と具体例を解説まとめ
自立語は「言葉の単位」のなかで最小の要素である「単語」の種類の一つです。
単語や言葉の単位についてもおさらいしておくと理解が深まりますので、ぜひ下記の記事もあわせて参考にしてみて下さい。
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