副詞とは|日本語文法における副詞の意味や用法、具体例

当記事では日本語文法における「副詞」について解説します。

副詞という言葉の意味や種類、用法などについてわかりやすくご紹介しますので、ぜひこの機会におさらいしていって下さい。

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たくろー
Webライター、編集者
ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。個人ブログ「北海道ログ」で生活費を稼ぎながら、IT関連の事業会社にてWEBメディアの運営責任者として勤務。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、当サイト「文亭」を運営している。

副詞とは

副詞とは、用言(動詞・形容詞・形容動詞)を修飾するために用いられる言葉。単独で成り立つ自立語で、活用がないのが特徴です。

「決して」「かなり」「きらきらと」など。

文法的に言えば「連用修飾語」として活躍する言葉です。

副詞と連体詞の違い

副詞は、連体詞と似た属性の品詞です。

どちらも「修飾語としてのみ使われる」という特徴は同じなのですが、修飾する対象が違います

  • 副詞:用言(動詞・形容詞・形容動詞)のみを修飾する
  • 連体詞:体言(名詞)のみを修飾する

上記の違いがあると覚えておきましょう。

副詞の種類と用法・具体例

副詞の用法はシンプルで、用言(動詞・形容詞・形容動詞)を修飾する「修飾語」としてのみ用いられます。もう少し文法的な表現で言えば「連用修飾語」としてのみ使われます。

具体的な使い方としては大きく8種類に分かれますので、それぞれ詳しく解説していきます。

※「修飾語」がよくわからない場合は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

状態(どのように)を説明する副詞の用法

その用言が「どのように」動作している状態なのか説明する場合に、副詞が使われます。

例文
  • 湖が「きらきらと」光っている。
  • 「さらさらと」流れる川。
  • 頭の中が「ぐちゃぐちゃに」なっている。

単に「湖が光っている」とするよりも、より情緒的なニュアンスが伝わる文になります。

程度(どのくらい)を説明する副詞の用法

その用言が「どのくらい」なのか説明する際にも、副詞が使われます。

例文
  • 彼女は「とても」可愛い。
  • この失敗は「かなりの」損害を与えた。
  • 今回の案件は「少々」骨が折れる。

単に「彼女は可愛い」とするよりも、それがどのくらいの程度なのか伝わる感情的な文になります。

疑問文における副詞の用法

疑問文においては、基本的に「なぜ」「どうして」などの副詞が使われます。

  • あなたは「なぜ」サッカーが上手いの?
  • 「どうして」こんなに胸が苦しいの?

疑問文には上記のように副詞が用いられ、文末には「〜の」「〜だろうか」などが使われます。

打ち消し推量における副詞の用法

「〜なわけがない」という打ち消し推量の文にも「まさか」などの副詞が用いられます。

  • 「まさか」、こんなに短時間でできるわけがない。
  • 「まさか」買えるわけがないだろう。

「打ち消し推量」はよく古文で使われる言葉ですが、その古文でも同様に「まさか〜するまい」といった用法で使われます。

願望の「切実さ」を強調する副詞の用法

なにかの願望を伝えるとき、願っているさまを強調するためにも副詞が用いられます。

例文
  • 神様「どうか」聞いて下さい。
  • 「ぜひとも」お願いします。

単に「神様聞いて下さい」とするよりも、より切実さを含ませた文になります。

このタイプの副詞は、かならず「〜して下さい」「お願いします」など、相手に依頼するニュアンスを含んだ用言を修飾することになります。

否定文の「本気度」を強調する副詞の用法

否定する「〜ない」という用言を使う場合に、その本気度をより強調する場合にも副詞が用いられます。

  • 授業中は「決して」居眠りをしない。
  • あの記録には「とうてい」かなわない。

副詞を使わず「授業中は居眠りをしない」とするよりも、確固たる意思を感じさせる文になります。

さほどバリエーションはありませんので、否定文を強調したい場合は「決して」あるいは「到底」という副詞を使うと良いでしょう。

推量文の「あいまいさ」を強調する副詞の用法

「〜だろう」という推量の用言を使う場合に、より「あいまいさ」を強調する場合にも副詞が用いられます。

  • それなら「たぶん」問題ないだろう。
  • 彼は「きっと」来るだろう。

単に「それなら問題ないだろう」とするよりも「たぶん」などの副詞を入れたほうが、あいまいさを含むニュアンスの文になります。

仮定文の「意思」を強調する副詞の用法

「〜だとしても」という仮定の用言を使う場合に、より強い意志を表現したい場合にも副詞が用いられます。

  • 「たとえ」間に合わなかったとしても、やり切ることが大切だ。
  • 「もし」無謀だとしても、チャレンジしてみたい。

単に「間に合わなかったとしても、やり切ることが大切だ」とするよりも「たとえ」を使った方が強い意思を感じさせるニュアンスの文になります。

例え話の「真実味」を強調する副詞の用法

何かの物事を別の何かに例えるときに、よりその「真実味」や「類似度」を強調したいときに副詞が用いられます。

  • 彼は「まるで」芸能人かのようにかっこいい。
  • その雨は「あたかも」スコールのように激しかった。

単に「彼は芸能人かのようにかっこいい」とするよりも「まるで」をつけた方がより真に迫ったニュアンスの文になります。

まとめ

副詞は、用言(動詞・形容詞・形容動詞)を修飾する「連用修飾語」としてのみ用いられる品詞です。

上手に使えると文章がグッと読みやすく、わかりやすくなりますので、ぜひ上手く利用していって下さい。

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この記事を書いた人

ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。個人ブログ「北海道ログ」で生活費を稼ぎながら、IT関連の事業会社にてWEBメディアの運営責任者として勤務。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、当サイト「文亭」を運営している。

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