形容動詞とは|日本語文法における形容動詞の意味や用法、活用

当記事では日本語文法における「形容動詞」について解説します。

形容動詞という言葉の意味や種類、用法などについてわかりやすくご紹介しますので、ぜひこの機会におさらいしていって下さい。

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たくろー
Webライター、編集者
ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。個人ブログ「北海道ログ」で生活費を稼ぎながら、IT関連の事業会社にてWEBメディアの運営責任者として勤務。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、当サイト「文亭」を運営している。

形容動詞とは

形容動詞とは、ものごとの状態や様子をあらわす言葉のこと。その言葉単独で成り立つ自立語であり、前後の文脈や用法によって活用をともなって使われる品詞です。

「きれいだ」「きれいなら」「きれいに」「きれいな」など。

ものごとについて詳しく説明したいときに必要になる言葉です。

形容動詞の例

「きれいだ」「安全だ」「急だ」「手頃だ」「素直だ」「健やかだ」等

形容動詞の活用一覧表

形容動詞は活用を伴う言葉です。とはいえ形容動詞には、たったの一種類しか活用がありません。

下記一覧表にまとめましたので、おさらいしておいて下さい。

スクロールできます
活用形活用
未然形だろきれいだろう
連用形だっ、で、にきれいに
終止形きれいだ
連体形きれいな
仮定形ならきれいなら
命令形

動詞には多くの活用形がありますが、形容動詞の活用はシンプルなので覚えやすいはずです。

形容動詞と形容詞の違い・見分け方

よく話題に上がるのが、形容動詞と形容詞の見分け方や違いです。

簡単に見分けるには「語尾」に注目しましょう。

  • 形容動詞:語尾に「だ」「な」を付けられる
  • 形容詞:語尾が「い」で終わって完結している

例えば「きれい」という言葉は一見形容詞のように見えますが、語尾に「だ」「な」をつけて「きれいだ、きれいな」とできるため、形容動詞になります。

反対に「白い」「寒い」などは語尾が「い」で終わって完結しており、語尾に「だ」は付けられないため、形容詞であると判断できます。

※ちなみに形容詞を「イ形容詞」形容動詞を「ナ形容詞」と分類する業界(外国人向けの日本語教育など)もありますが、当サイトでは明確に「形容詞」と「形容動詞」として分けて扱います。

形容動詞と形容詞は、どちらも状態や様子をあらわす言葉なので混乱してしまいがちですが、基本的に上記のルールで見分けると良いでしょう。

形容動詞の用法・具体例

次に、形容動詞の用法について解説します。

文の成分としては「主語」「述語」「修飾語」「接続語」として使えますので、それぞれ具体例とともに解説していきます。

主語として使う

形容動詞を転用して「転成名詞」とすることで、主語として扱えます。基本的には形容動詞から「だ」を取り「さ」を追加することで転成名詞になります。

この「すこやかさ」は、ハイキングならではだ。
彼女の「素直さ」は美徳だ。

転生名詞については「名詞」について解説した記事も合わせて参考にして下さい。

上手に文章を組み立てるには、このように形容動詞を主語に持ってくる利用法も押さえておきましょう。

述語として使う

形容動詞はそのまま述語として扱えます。

この道は「安全だ」
今回の指示は、本当に「急だった」

形容動詞の代表的な使い方の一つですね。

修飾語として使う

形容動詞は、そのまま修飾語としても扱えます。

「素直な」性格は、多くの人から好まれる。
できれば「安全で」「綺麗な」道を通りたい。

あまり多くの形容動詞は使いすぎず、あくまで読み手にとってわかりやすい文を心がけましょう。

接続語として使う

形容動詞の仮定形である「〜なら」という言葉、あるいは「〜し」などの助詞をつけた言葉は、接続語として扱えます。

こんなに「静かなら」、読書が捗りそうだ。
ここの床なら「綺麗だし」、座っても平気だろう。

上手に扱うことで、文をひとまとめにしてわかりやすく表現できます。

まとめ

形容動詞は、ものごとを詳しく説明したいときに役立つ品詞です。

ぜひ適切に扱って、わかりやすい文章を書いていって下さい。

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この記事を書いた人

ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。個人ブログ「北海道ログ」で生活費を稼ぎながら、IT関連の事業会社にてWEBメディアの運営責任者として勤務。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、当サイト「文亭」を運営している。

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