区切り符号とは|日本語現代文で使われる区切り符号の種類や用法、注意点

当記事では、日本語の文章で使われる「区切り符号」について解説します。

区切り符号の種類やそれぞれの用法をわかりやすくご紹介しますので、ぜひ文章執筆の参考にして下さい。

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\ この記事を書いた人 /

たくろー
Webライター、編集者
ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。個人ブログ「北海道ログ」で生活費を稼ぎながら、IT関連の事業会社にてWEBメディアの運営責任者として勤務。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、当サイト「文亭」を運営している。

区切り符号とは

区切り符号とは、文をわかりやすく、また正しい意味で読めるように装飾するための記号のこと。代表的な区切り符号として「句読点」「ダッシュ記号」などが挙げられます。

文化庁が昭和21年に発表した『くぎり符号の使ひ方』では約二十種類の区切り符号が掲載されていましたが、現代ではもう少し増えています。

適切に使うことで、より思い通りの文を書けるようになりますので、ぜひその用法をおさらいしてみて下さい。

区切り符号の種類と用法

ここからは区切り符号を大きく7種類に分けて、その用法と細かい種類をご紹介していきます。

  • 句読点「。」「、」
  • ダッシュ記号「—」
  • 括弧()
  • 中点(ナカテン)「・」
  • 3点リーダー「…」
  • 感嘆符「!」
  • 疑問符「?」

句読点「。」「、」

句読点とは、文章を読みやすくするために用いられる「くぎり符号」のこと。「句点(。)」「読点(、)」をまとめて「句読点」と呼びます。

句点

「。」の記号を指す、各文の終わりにつける符号のこと。

読点

「、」の記号を指す。文を読みやすくするために、文中に適度に用いる符号のこと。

なお使用する際には、下記8つのルールを守るとわかりやすい文になります。

  1. 意味を固定するために読点を打つ
  2. 同じ種類の語が続く箇所に読点を打つ
  3. 一文の読点は二つまでを目安に抑える
  4. 長い主語の後ろに読点を打つ
  5. 並立でモノゴトを並べるときに読点で区切る
  6. 括弧の前後には読点を打たない
  7. 会話文「」の終わりには句点を打たない
  8. 文末に小括弧を使った場合は、句点の位置を検討する

下記の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にして下さい。

ダッシュ記号「—」

ダッシュ記号とは、余韻を持たせる表現や言葉の区切りとして使われる「くぎり符号」のこと。

現在では3種類のダッシュ記号が使われています。

emダッシュ「—」

文に余韻を持たせたり、注釈を挟んだりと、ひとつの文法表現として文中に用いられるダッシュ記号。
例:「汽車はゆっくりと進み始めた——」「私の仕事——ライターや編集業をしている——は、どうしても運動不足になりがちだ。」

enダッシュ「–」

数字の範囲や、モノゴトの関係性を示すために用いられるダッシュ記号。
例:「100–200」「Sapporo–Okinawa便」

波ダッシュ「〜」

emダッシュとenダッシュの特性を兼ね備えたようなダッシュ記号。
例:「札幌〜沖縄」「10時〜24時」「♫〜」

このなかでもっとも一般的なダッシュ記号はemダッシュ「—」で、文中で使うときは慣例的に2つ続けて「——」として用いられます。

ダッシュ記号に関する詳細は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

括弧()

括弧(カッコ)は、文を読みやすく、分かりやすくするために用いられる区切り符号。

日本語の現代文では、下記11種類が用いられます。

  1. ()小括弧:注釈や読み仮名を示す
  2. 「」鉤括弧:会話文や強調を示す
  3. 『』二重鉤括弧:書籍タイトルや会話文を示す
  4. 【】隅付き括弧:装飾で使われる
  5. <>山括弧:強調を示す
  6. 《》二重山括弧:強調を示す
  7. {}中括弧:強調を示す
  8. []大括弧:強調を示す
  9. 〔〕亀甲括弧:強調を示す
  10. ‘’クォーテーションマーク:引用符として用いられる
  11. “”ダブルクォーテーションマーク:引用符として用いられる

詳しくは下記の記事で解説していますので、あわせて参考にして下さい。

中点(ナカテン)「・」

中点(ナカテン)とは、全角の符号である「・」のこと。

主に下記5つの用法で使われます。

  1. モノゴトを並列に紹介する際の区切り
  2. 箇条書きにする際の区切り
  3. 漢数字で年月をあらわす際の区切り
  4. カタカナ語の区切り
  5. 外国人名の区切り

下記の記事で詳しく解説していますので、参考にして下さい。

3点リーダー「…」

3点リーダーとは、文に含みを持たせたり、省略を示したりするために用いられる、点が3つ並んだ「くぎり符号」のこと。

専用の記号である「…」が3点リーダーと呼ばれ、一般的には2つ並べて「……」の形で使用されます。

主に以下4つの用法で用いられます。

  • 文に余韻や含みを持たせる
  • 引用文の省略を示す
  • 無言の会話を示す
  • つなぎ符号として使う

もっと詳しい用法や文例は、下記の記事も参考にして下さい。

感嘆符「!」

感嘆符とは、驚きや感動をあらわすために文末につける「くぎり符号」のこと。「!」の記号が使われます。

  • 通常文の文末
  • 会話文の文末
  • 独立語(感動詞)の後ろ
  • 単体で

主に上記4つの箇所で使われて、文章表現に深みを出すために使われます。下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみて下さい。

疑問符「?」

疑問符とは、疑問や問いかけをあらわすために文末につける「くぎり符号」のこと。「?」の記号が使われます。

  • 通常文の文末
  • 会話文の文末
  • 独立語(感動詞)の後ろ

主に上記3つの箇所で使われて、文章表現に深みを出すために使われます。下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみて下さい。

まとめ

区切り符号を適切に使えば、よりわかりやすい文章が書けるようになります。

定期的におさらいして、使い方をアップデートしてみて下さい。

また下記の記事では「繰り返し記号」についても解説していますので、区切り符号とあわせてぜひおさらいしておいて下さい。

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