一文一義とは|日本語の文章執筆における一文一義の意味とコツ

当記事では、日本語の文章記法における「一文一義」について解説します。

一文一義の意味や上手に用いるコツをわかりやすくご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。

※なお当記事において「文」と「文章」は明確に違う意味の言葉として使用しています。

  • …句点(。)から句点で区切られた言葉のまとまり
  • 文章…文が集まり、一つのコンテンツとして成り立っているもの

上記を前提にご覧ください。

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\ この記事を書いた人 /

たくろー
Webライター、編集者
ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。個人ブログ「北海道ログ」で生活費を稼ぎながら、IT関連の事業会社にてWEBメディアの運営責任者として勤務。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、当サイト「文亭」を運営している。

一文一義とは

一文一義とは、一つの文には一つの情報だけを書くという心構えのこと。

これは「文」においても「文章」においても同じで、とにかく伝えたいことを絞ってワンメッセージで綴るとわかりやすくなります。

業務連絡のメールをイメージして例文を用意しました。まずは悪い例です。

明日の待ち合わせ場所が駅の西口から東口に変わりましたので、参加者全員に連絡しておいていただき、5分前集合だということも改めて伝えるついでに忘れ物がないよう注意喚起もしてもらって完了の折り返し連絡をお願いします。

文の中に様々な要素が詰め込まれすぎていて、業務に漏れが出そうな内容になっています。

これを一文一義にすると、以下のような文章になります。

明日の待ち合わせ場所が、駅の西口から東口に変更になりました。この変更を参加者全員に伝えていただき、完了したら折り返し連絡して下さい。また参加者に連絡する際には「5分前集合」「忘れ物の確認」についても念のため伝えておいて下さい。

各文で伝える内容を絞ることで、自然と整理されてわかりやすい文章に仕上がります。

文章を書くときには、基本的には「一文一義」を意識すると良いでしょう。

一文一義のわかりやすい文を書くコツ

一文一義で文を構成する目的は「読者にとってよりわかりやすい文章にする」ということに他なりません。

ここでは「一文一義」のわかりやすい文を書くために、知っておきたいコツをご紹介します。

書く前に伝える内容を整理する

文章を書こうと考えたときは、書き始める前に書く内容を整理しておくことが大切です。

書きながら考えていると、あれも入れよう、これも入れようと横道にそれてしまうことが少なくありません。その結果として、一文一義ではない複雑な文章が出来上がってしまうのです。

まずは「誰に何をどんな風に伝えて、読者にどんな行動を起こして欲しいのか」ということを整理した上で、それに必要な文を一文一義で書くようにしましょう。

PREP法を用いる

一文一義でまとめられたわかりやすい文章を書くためには、PREP法が役立ちます。

PREP法とは「結論・理由・具体例・再結論」の順番で書く文章術のこと。Webサイトやブログ記事、ビジネスメール、業務マニュアルなど、様々な場面で用いられるテクニックです。

「一文一義」とかなり相性が良い記法ですので、あまり馴染みがない方は下記の記事を参考に習得しておいて下さい。

文字数自体も、できるだけ絞る

一文一義で文章を構成する際、言葉選びも大切です。

せっかく伝える内容を一文一義に絞っても、例えば重言(二重表現)が含まれてしまうと伝わりにくい文章になってしまいます。

重言とは例えば「〜することができる」など、同じ意味の言葉を二度重ねてしまう表現のこと。

そういった無駄な言葉は省き、より端的でわかりやすい文章を書いていきましょう。

読点(、)は一文に2つまでを目安に打つ

一文一義でわかりやすい文を書く手段として、読点(、)が多すぎる文を書かないよう意識するというアプローチもあります。

読点が多いということは、その一文で伝えようとしていることが多いということに他なりません。

例外はありますが、基本的には一文につき読点は2つまでと決めて書くと、端的でわかりやすい文章に仕上がるでしょう。

句読点の使い方については下記の記事でも解説していますので、あわせて参考にして下さい。

まとめ

一文一義は、どんな文章を書くときにも役立つ考え方です。

文章を書く目的は読み手を動かすことであり、その目的を達成するには「わかりやすい文章」を書けることが大前提になります。

ぜひ日頃から意識して、一文一義のわかりやすい文章を書けるようになっていきましょう。

下記の記事では「良い文章を書くコツ」をまとめてご紹介していますので、あわせて参考にしてみて下さい。

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この記事を書いた人

ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。個人ブログ「北海道ログ」で生活費を稼ぎながら、IT関連の事業会社にてWEBメディアの運営責任者として勤務。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、当サイト「文亭」を運営している。

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