ターゲットユーザーとは|ペルソナとの違いや設定方法について解説

当記事では、Webコンテンツ制作(Webライティング)における「ターゲットユーザー」について解説します。

Webコンテンツの本質はユーザー課題の解決ですから、そもそも相手がいなければ始まりません。そのコンテンツで解決する課題を持つ、ターゲットとなる人物像について考えていきいましょう。

また、よく混同される概念である「ペルソナ」との違いについても触れていきますので、この機会におさらいしておいて下さい。

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たくろー
Webライター、編集者
ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。
現在はIT企業でメディア運営責任者・編集者として働きながら、札幌でWebライティングの講師として活動。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、一人でひっそりと文亭を運営中。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

ターゲットユーザーとは

ターゲットユーザーとは、Webコンテンツ制作において、対策するキーワードを実際に検索している人物像を指します。

ターゲットユーザーは性別や年齢がどうというよりも「抱えている課題」に焦点を当てて考えるのがセオリー。

例えば「筋トレ 初心者」が対策キーワードだとすると、

「筋トレを始めたいと思っており、まずは初心者向けの方法を知りたいと考えている人物」

上記のような人物像を「ターゲットユーザー」として設定することになります。

課題解決につながる良いWebコンテンツを制作するためには、ターゲットユーザーを設定するのは大切なことです。

ターゲットユーザーとユーザーニーズの関連性

ターゲットユーザーとユーザーニーズの関連性

なお関連する言葉に「ユーザーニーズ」という概念があります。

  • ターゲットユーザー:課題を抱えている人物像
  • ユーザーニーズ:ターゲットユーザーが抱える具体的な課題

上記のように密接に関係しているものの、あくまで別物だと理解しておいて下さい。

Webコンテンツ制作においては、まず大まかなターゲットユーザーを定めた上で、ユーザーニーズを掘り下げて調査していく手順が一般的です。

ターゲットユーザーとペルソナの違い

ターゲットユーザーとペルソナの違い

ターゲットユーザーと似た言葉に「ペルソナ」という概念もあります。

  • ターゲットユーザー:そのコンテンツで課題を解決するターゲットとする人物像
  • ペルソナ:想定顧客として設定する、具体的な人物

ターゲットユーザーは「〜〜な悩みを持つ人」と概念的に設定されることがほとんどですが、ペルソナは具体的な人物設定です。

例えば以下の通り、具体的な年齢や性別から、日常的な行動まで具体的に設定するのが「ペルソナ」です。

24歳女性。東京都品川区に住み、賃貸不動産にて働くOL。平日水曜と日曜が休み。彼氏がいて、犬を飼っている。〜〜朝起きたらまずはLINEを開き、ニュースをチェックする。Amazon Echo dotでヨルシカの音楽をかけてから歯を磨くのが日課。〜〜〜〜毎朝ローソンのカフェラテを買ってから出勤。〜〜〜

ペルソナの例

ペルソナは、その商品やサービス、メディアの「顧客となりうる人物」として設定されることの多い概念です。

対してターゲットユーザーは、Webコンテンツ制作でいえば、各コンテンツごとに設定する「課題を抱えたユーザー像」です。

それぞれ区別して捉えておいて下さい。

ターゲットユーザーの設定方法

次に、ターゲットユーザーの設定方法を見ていきましょう。

なおWebコンテンツ制作においてもっとも大切にしたいのは「ユーザーニーズ」の設定ですから、その「枠組み」とも言えるターゲットユーザーの設定は、ある程度ざっくりとした内容で問題ありません。

よって「なぜそのターゲットユーザーに設定したのか」と理由を説明できる程度に考えられれば十分です。まずはあまり深く考えずに設定していきましょう。

ここでは2つの手法を解説していきます。

対策キーワードとサジェストキーワードから読み取る

もっとも一般的な設定方法は、その対策キーワードやサジェストキーワードから読み取る方法です。

例えば「記事構成」という対策KWを、無料キーワードツールであるGoogleキーワードプランナーで調査してみました。

「記事構成」のサジェストキーワードとして表示される言葉たちは、要するに「記事構成」と検索した後に多くの方が検索し直しているキーワードです。

つまり「記事構成」と検索したあと、そこで表示されたコンテンツでは満足できず「Webライティング 構成」「seo 記事構成」「記事構成 作り方」「記事構成 例」などと検索し直しているユーザーが多いことが示されています。

よって対策キーワード「記事構成」のターゲットユーザーは、

WebライティングやSEOに興味があり、学習過程で知った「記事構成」の意味がわからず、例や作り方を調べている

上記のように設定できます。

なお細かい言い回しの違いや情報の過多はここでは重要ではありません。あくまでユーザーニーズを具体化するための過程として、ロジカルに設定しましょう。

Yahoo!知恵袋やSNSで調べる

キーワードツールで対策キーワードを調べてもよくわからなかった場合は、Yahoo!知恵袋SNSで調査して下さい。

Yaho!知恵袋で実際にそのキーワードで検索してみると、質問が色々と出てきますよね。その質問をしている人が、ターゲットユーザーの候補になります。

またSNSでも同様で、そのキーワードで疑問などを呟いている方がいれば、それがそのままターゲットユーザーの候補になります。

まずはキーワードツールで調査して、それでわからなければ、実際に質問している方を探してみて下さい。

ターゲットユーザーを設定する上での注意点

最後に、ターゲットユーザーを設定する上で注意しておきたいことをまとめておきます。

あくまでロジカルに考えて設定すること

ターゲットユーザーを設定する際には、あくまでキーワードの検索結果や実際に書かれている文章をもとに、ロジカルに考えて下さい。

良いコンテンツは、かならず理屈の上に成り立っています。

「なんとなくこうだと思ったから」ではなく、キーワードがこうだから、この質問が多いから、と理屈を説明できる内容で設定しましょう。

メディアのペルソナと乖離するなら、中止も検討する

ターゲットユーザーを検討した際に、メディアのペルソナとは性質が大きく離れているようであれば、そのキーワードへの対策を中止することも検討して下さい。

コンテンツにはかならず制作する目的があり、その目的のために集客したい対象が「ペルソナ」という形で設定されているはずです。

もちろんターゲットユーザーを無理やりねじ曲げてペルソナに寄せるのも、本質からズレた行為です。

ペルソナと乖離するユーザーを集客しても、あまりメディアにとって意味はありませんので「調査した結果、対策しない(制作しない)」と決断することもアリだと知っておいて下さい。

まとめ

ターゲットユーザーは、ユーザーニーズを調査する前段階として設定しておきたい概念です。

ある程度ざっくりとした内容で問題ありませんが、それでもキーワードを起点として確実に設定しておきましょう。

あわせて下記の記事で「記事構成」についても、おさらいしておいて下さい。

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