SEOに強い記事構成の作り方。具体例とテンプレートも掲載

当記事では、Webライティングおける「記事構成」について解説します。

記事構成に対する基本的な考え方や、作り方、注意点などを具体例を交えながらご紹介しますので、ぜひ原稿執筆の参考にしてください。

なお当記事をご覧いただくと、下記のような記事構成シートを作る手順がわかります。

記事構成の具体例

この「記事構成シート」のテンプレートも無料で配布していますので、ぜひ当記事を参考に、ご自身の書きたい記事テーマの記事構成を作ってみて下さい。

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\ この記事を書いた人 /

たくろー
Webライター、編集者
ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。
現在はIT企業でメディア運営責任者・編集者として働きながら、札幌でWebライティングの講師として活動。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、一人でひっそりと文亭を運営中。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

記事構成とは

記事構成とは、原稿を書くうえで参考にする設計図のこと。要するに、その記事の「目次」の並び順を指します。

例えば料理を作ろうと思ったときには、分量や手順の書かれた「レシピ」が必要になりますよね。記事構成は、Webコンテンツにおけるレシピのようなものだと捉えてください。

どんなに料理が上手な方でも、レシピを見ないにしてもかならず頭の中では手順を思い浮かべています。

文章を書くときも同様で、かならず事前に構成を作ってから執筆に入ることをおすすめしています。

記事構成を作る目的

記事構成を作る目的は、主旨の明確化寄り道の防止です。

「何を書こうかな」と考えながら執筆を進めると、どうしても視野が狭くなり、言いたいことが右往左往してよくわからない原稿になってしまうことが少なくありません。

事前に「この部分ではメリットをまとめて、ここでは具体的なレビューを書いて……」といったように構成を考えておくことで、ふらふらと横道に逸れるリスクを軽減できるのです。

元々の意図にあった文章を執筆するためにも、記事構成はかならず作るようにしましょう。

SEOに強い記事構成の作り方

さっそくですが、SEOに強い記事構成の作り方をステップ・バイ・ステップで解説していきます。

「SEOに強い」とはどういうことかというと、つまりは「ユーザー課題の解決を目的としている」という意味で捉えてください。SEO対策は、とにかくユーザーファーストで考えるのが解決の糸口になります。

また、ここで解説する手順で記事構成を作成するための「記事構成シート」を、Googleドキュメントにて配布しております。コピーするなどして、ご自身で使われる範囲内で自由にご利用ください。

記事構成を作る手順
  1. テーマ(対策KW)を設定する
  2. ターゲットユーザーを設定する
  3. ユーザーニーズを整理する
  4. 大まかな目次を作る

1. テーマ(対策KW)を設定する

まずはその記事のテーマを考えましょう。対策KW(キーワード)として、その記事に訪れるためにユーザーが検索してくるワードを決めるのがセオリーです。

例えばこの記事は「記事構成」の対策KWを狙って書いています。

なお、サジェストKW(対策KWに関連しているKW)も同時に調査しておくと、より具体的でわかりやすい記事構成になります。

Googleキーワードプランナーなどのキーワードツールを利用して、その対策KWにぶら下がっているサジェストKWも整理しておきましょう。

キーワードプランナーで「記事構成」を調査した例

この記事のサジェストキーワードとしては「記事構成 作り方」などを設定しています。検索ボリュームもあわせて、関連するキーワードを整理しておきましょう。

なおGoogleキーワードプランナーを無料で使う方法は、下記の記事で解説しています。

2. ターゲットユーザーを設定する

次に、その記事を誰に向けて書くのか定めます。その読者を「ターゲットユーザー」と呼ぶことにしましょう。

具体的な人物がいれば一番良いのですが、そうでない場合は「何に困っている人なのか」がわかる、悩んでいる人像を設定して下さい。

例えばこの記事では、

「良い記事を書きたくて調べていたら“記事構成”という言葉を聞いたものの、何のことかよくわからなかったので調べている方」

上記のようにターゲットユーザーを設定しています。

なお具体的な設定方法や「ペルソナ」との違いについては、下記の記事を参考にして下さい。

3. ユーザーニーズを整理する

次に、そのターゲットユーザーが考えている「解決したいこと」を整理します。これを「ユーザーニーズ」と呼びましょう。

文章を届ける相手の「顕在化しているニーズ」「潜在的なニーズ」の両方を言語化しておくことで、グッと記事が書きやすくなります。

例えばこの記事であれば、下記のような内容を想定しています。

顕在ニーズ
  • 記事構成について知りたい
  • 記事構成の作り方を知りたい etc…
潜在ニーズ
  • 良い記事を書けるようになりたい
  • Webライターとしてステップアップしたい etc…

このような悩みを持ったユーザーを、課題解決へと導くための記事を書くことになります。下記の記事ではユーザーニーズの調査方法について詳細に解説していますので、あわせて参考にして下さい。

4. 大まかな目次を作る

ここまで情報が出そろえば、記事の目次を作りましょう。

「対策KWで検索してくるターゲットユーザーに向けた、ユーザーニーズを解決できる記事」

上記を満たすために必要な要素を、ユーザーが理解できる順番に並べる作業です。「大見出し」と「小見出し」に整理していきましょう。

なお見出し名には、自然と「対策キーワード」と「サジェストキーワード」が散りばめられていくことになります。もしもそれらのキーワードが登場していなければ、少しテーマからズレてしまっているのかもしれません。

ユーザーの悩みを解決するために必要な要素を、寄り道せずに網羅することが大切です。

記事構成の具体例

具体例として、当記事の記事構成シートを作成してみました。

下記の通りです。

記事構成シートの具体例

上記構成案も参考に、ご自身の書きたい記事に合わせて、記事構成を作成してみて下さい。

記事構成を作るうえで注意しておきたいこと

記事構成を作る際には、いくつか注意しておきたいことがあります。

とにかく「ユーザーファースト」で考えて、ターゲットユーザーの課題解決につながる記事を書くための構成を作りましょう。

自分(メディア)本位にならない

Webライティングの原則は、ユーザーの課題解決につながる記事を書くことです。

自分たちが伝えたいことを伝えようとするのではなく、あくまでユーザーが悩みを解決できる情報を、寄り道せずに伝えることが大切。

とはいえ、もちろんその課題の解決策として適切であれば、自社サービスなどをおすすめしても問題ありません。

あくまでユーザーにとってより良い解決策を提示できるように努めましょう。

1ページですべて解決しようとしない

ユーザーの悩みは多岐にわたります。1ページであれもこれも解決しようとしてしまうと、結果的に膨大な文字数の記事が出来上がってしまいます。

もちろん場合によっては一定の情報量が必要なこともあるのですが、基本的には「ユーザーの悩み」を起点に切り分けて、1つの記事では1つの悩みを解決するようなイメージで構成を作ると良いでしょう。

別の悩みは別の記事で解説しながら、それらが関連性のある悩みであれば、内部リンクで記事同士を繋げていくのがベターです。

まとめ

記事構成は、Webライティングを行う際にかならず用意しておくべき設計図です。

  1. テーマ(対策KW)を設定する
  2. ターゲットユーザーを設定する
  3. ユーザーニーズを整理する
  4. 大まかな目次を作る

上記の順番で、とにかく「ユーザー課題の解決」を目指した構成になるよう考えてみましょう。

あわせて下記「Webライティング」に関する記事も参考にしてください。

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この記事を書いた人

ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。
現在はIT企業でメディア運営責任者・編集者として働きながら、札幌でWebライティングの講師として活動。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、一人でひっそりと文亭を運営中。

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