【SWELL】CSSカスタマイズのやり方・デザイン例まとめ

WordPressテーマ「SWELL」のデザインをCSSでカスタマイズする方法と、デザイン例をご紹介します。

元々素敵なデザインのテーマですが、かゆいところに手を届かせるには、CSSでカスタマイズするのが近道です。

ぜひお試しください。

  • 「そもそもSWELLとは」については、下記の記事をご参考ください。
  • カスタマイズ内容は、記事最終更新日時点のSWELL最新バージョンで動作確認しております。
  • カスタマイズは自己責任にてお取り組みください。心配な方は、作業前にバックアップを取っておくことをおすすめします。
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\ この記事を書いた人 /

たくろー
Webディレクター
ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、アクセス解析、撮影、画像編集、Web制作と、なんでもやってるwebディレクターです。
現在はIT企業でインハウスSEO担当兼、メディア運営責任者・編集者として働きながら、札幌でWebライティングの講師として活動。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、一人でひっそりと文亭を運営中。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

SWELLのCSSコード記述方法

SWELLをCSSでカスタマイズする場合、コードを記述する場所が3種類あります。

  • カスタマイザーの追加CSS項目
  • 各ページ下部の「CSS用コード」項目
  • テーマファイルエディタのstyle.css

まずはこれらコード記述場所について、挙動や扱いやすさの違いを解説していきます。

カスタマイザーの追加CSS項目に記述する

サイト全体に反映させたい場合は、カスタマイザーの追加CSS項目に記述するのがもっともお手軽です。

「外観→カスタマイズ→追加CSS」と進むと、コード記述箇所があらわれます。

ここに記述すれば、横の画面にリアルタイムでデザインが反映されますので、とても便利です。

全ページに反映させるCSSコードを書くときは、まず「追加CSS項目」を活用してください。ただしここに記述すると、サイトのソースコードを見られたときに追加した分のCSSが丸見えになるというデメリットはあります。

だからといって特別に困ったことがあるわけではありませんが、あまり人から見られたくない場合などは、後述する「style.css」に書くと良いでしょう。

テーマファイルエディタのstyle.cssに記述する

SWELLのテーマファイルに、直接CSSを記述することもできます。

「外観→テーマファイルエディター→スタイルシート(style.css)」と進むと、下記のような画面へ。ここに記述すると、全ページで読み込まれます。

ここに書くと、ソースコードを見られたときにも表向きは見えないメリットがあります。style.cssを覗かれれば見られますが、それはもう仕方のないことです。

まずはカスタマイザーの追加CSS項目に書いて動作をチェックして、問題なさそうなコードはstyle.cssに移すような使い方が良いかと思います。

各ページ下部の「CSS用コード」項目に記述する

SWELLには、各投稿ページや固定ページ編集画面の下部にCSSコードを入力する項目が用意されています。

そのページにだけ反映させたいCSSは、この部分に記述すれば他のページでは読み込まれませんので、個別で書くと良いでしょう。

CSSカスタマイズ基礎

ごく簡単に、CSSがどういうコードになるのか書いておきます。

基本的な形は下記のとおりです。

セレクタ {
プロパティ:値;
}

下記のように指定するイメージです。

  • セレクタ:どの部分に対して
  • プロパティ:なにを
  • 値:どのくらい調整するのか

例えばサイト内の「H2」タグを持つ要素の文字サイズを20pxに指定したい場合は、下記の指定になります。

h2 {
font-size:20px;
}

テーマやWebサイトごとに大きく異なるのが「セレクタ」の部分で、SWELLをカスタマイズするには、SWELL独自に指定されているセレクタを見極める必要があります。

SWELLのCSSカスタマイズでできること

そもそもCSSとは、HTML(やXML)の見た目を指定するために使うものです。

自分たちでSWELLをCSSでカスタマイズするときも、基本的には「見た目」の変更ができると思っておいてください。

一方で色が変化するタイミングを決めたり、スクロールする方向を変えたりといった「システムの挙動」を制御するには、基本的にはJavascripやPHPなどの言語との組み合わせが必要になります。(簡単なアニメーションなどはCSSでもできますが)

あくまでSWELLの表面的な見た目・デザインを調整できるものだと考えておきましょう。

SWELLのCSSカスタマイズデザイン例

それでは、SWELLのCSSカスタマイズ例をご紹介していきます。

フッターエリアのCSSカスタマイズ

SWELLのフッターは、文字サイズや背景画像をカスタマイズすると、少しオリジナリティを出せます。

下記の記事で解説していますので、ご参考ください。

見出しのCSSカスタマイズ

見出しは、CSSカスタマイズをすることで自由自在なデザインを実現できます。

下記の記事で解説していますので、参考にしてください。

ボタンのCSSカスタマイズ

ボタンは標準機能でも色や丸みをカスタマイズできますが、CSSを活用することで「MOREボタン」も調整できたり、ボタンの縁取りや影などを調整できたりします。

下記の記事で解説していますので、参考にしてください。

ヘッダーのCSSカスタマイズ

ヘッダー部分は元々の機能でカスタマイズしやすい部分ですが、かゆいところまでアイデアを行き届かせるにはCSSが必要です。下記の記事にまとめました。

目次のCSSカスタマイズ

SWELLは目次部分が比較的シンプルなデザインです。アイデア次第で、色々と遊んでみてください。下記の記事にまとめています。

記事エリアのCSSカスタマイズ

記事投稿部分全体の装飾についてもご紹介します。あまり派手にやりすぎると読みにくくなりますので、可読部分に触らない枠組みや背景のカスタマイズがおすすめです。

投稿一覧のCSSカスタマイズ

投稿一覧も、オリジナリティを出しやすい箇所です。ちょっとデザインを追加・カスタマイズするだけでも、他のWebサイトと差をつけられます。

カテゴリブロックのCSSカスタマイズ

サイドバーやフッターでよく使用するカテゴリブロックも、少しカスタマイズすると差別化できます。

プロフィールボックスのCSSカスタマイズ

SWELLの機能にある「プロフィール」ボックスも、カスタマイズして好きなデザインにしてみてください。

SNSシェアボタンのCSSカスタマイズ

SNSシェアボタンにちょっとした変化を出すのもおすすめです。デザインを調整するカスタマイズをご紹介しています。

SWELLのCSSカスタマイズに関してよくある質問

SWELLでCSSが反映されない

追加CSS項目に書いても、場合によりリアルタイムで反映されない場合があります。またページ下部のCSS項目に書いた場合、プレビューでは反映されず、公開してはじめて反映されることもあります。対処法としては、いったん対象ページを「非公開設定」にして公開して確かめてみるなどがおすすめです。

SWELLでメディアクエリが効かない

意外と半角スペースの有無が原因でハマっていることがあります。完全にサンプルコード通りの記述になっているか確認してみることをおすすめします。

SWELLのCSSカスタマイズまとめ

SWELLは、CSSをつかってカスタマイズするともっとデザインが楽しくなります。

もともと綺麗なデザインですが、あえてカスタマイズ幅を残しているようにも感じられる素敵なテーマです。ぜひ色々とカスタマイズして、もっとSWELLを楽しんでいってください。

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