当記事では、Webライター向けのクラウドソーシングサービスについて解説します。
Webライターとして仕事を獲得していくには、まずは各種クラウドソーシングに登録して仕事を探すのがおすすめ。
そこで今回はライター向けの案件が多くて仕事を始めやすい、おすすめのクラウドソーシングサービスだけを厳選してまとめました。
ぜひ参考にしてみて下さい。

クラウドソーシングサービスとは

クラウドソーシングサービスとは「発注者(法人や事業主)と受注者(ライターなど)が、オンライン上で仕事のやりとりをするためのマッチングサービス」です。
一部の仕事を外部委託する「アウトソーシング」という言葉は昔からありましたが、それをオンライン(クラウド)上で完結して行えるサービスということで「クラウドソーシング」の名称がつけられました。
アルバイトや社員として働く一般的な雇用関係と違い、案件単位で仕事を受注して働けることから、主婦や大学生なども気軽に働けると人気になっているサービスです。
もちろん本格的にライターとして活動する人も利用しており、フリーランスライターにとっても便利なプラットフォームが「クラウドソーシング」なのです。
Webライターがクラウドソーシングサービスを選ぶポイント

ライターがクラウドソーシングサービスを選ぶ際には、案件の傾向を確認することが大切です。
クラウドソーシングサービスではライティングだけでなく、様々な種類の案件が発注されているため、ライティング案件が少ないサービスを利用するのは得策ではありません。
- システム開発
- 事務作業
- ライティング
- デザイン
- 動画編集
自分のスキルと関係ない案件が多くてもあまり意味がありませんので、今回はライター向けの案件が多く発注されているサービスだけをご紹介していきます。
Webライター向けのクラウドソーシングサービス9選

それでは、ライター向け案件が多く発注されているクラウドソーシングサービスを9社ご紹介していきます。
- ライター向けの案件数
- システム手数料
- サイトの使いやすさ
- 運営企業の規模
- 利用者の評判
上記ポイントを総合的に比較調査して、おすすめのサービスだけを厳選して掲載しています。
ぜひいくつかのサービスに登録して、さっそくライティングの仕事を始めていきましょう。
クラウドワークス|初心者〜中級者ライター向けの案件が多い

クラウドワークスは、登録者数が国内最大級のクラウドソーシングサービス。もちろんライター向けの案件も無数にやり取りされているため、Webライターとして活動するならまず登録しておくべきサービスです。
操作性が直感的にわかりやすく、仕事の受発注とメッセージの送受信をする画面が同じであるため、受注や発注のフローがとてもスムーズなのが特徴。
なお発注者が同時に複数の応募者に発注しやすい仕様になっているため、初心者向けの量産ライティング案件もよく発注されているのも、初心者ライターにおすすめのポイントです。
一方、単価の高い案件を受注したいプロライターからすれば、満足いく仕事を見つけにくい可能性はあるのはデメリットです。
しかし初心者ライターにとっては登録しておいて損がありませんので、まずはクラウドワークスを覗いてみることをおすすめします。
ランサーズ|単価高めのライティング案件が多い

ランサーズは、クラウドワークスに次ぐ人気と規模を持つクラウドソーシングサービス。こちらも利用者・案件数ともに多いため、クラウドワークスと合わせて登録しておくと良いでしょう。
少人数にピンポイントで発注するような使い方が想定されたシステムになっているため、比較的ライティング案件の単価が高くなる傾向にあるのが特徴。
一方で発注者側からすれば大量に発注しにくい仕様であることから、初心者がプロジェクト案件を獲得していくハードルは、クラウドワークスと比べて少々高い可能性があります。
クラウドワークスで慣らしつつ、他に良い案件がないかランサーズもチェックするような使い方をおすすめします。
Craudia(クラウディア)|大手2社より手数料負担を抑えられる

Craudia(クラウディア)は、会員数100万人以上を誇る、大手2社に次ぐ規模のクラウドソーシングサービス。
案件の手数料が〜15%で設定されており、クラウドワークスやランサーズよりも手数料負担を抑えられるところが魅力です。
仕事の分け方も「タスク」「プロジェクト」「コンペ」などごく一般的ですので、大手サービスを使い慣れている方でも使いやすいはず。
大手のクラウドワークスやランサーズと合わせて、クラウディアにも登録して案件をチェックしておくことをお勧めします。
Bizseek|システム手数料が上位3社よりさらに抑えられる

Bizseekは規模は小さめですが、大手サービスと比較して手数料がリーズナブルなクラウドソーシングサービスです。
大手のクラウドワークやランサーズは20%ほどの手数料がかかるのですが、Bizseekは10%。チリも積もれば山となるため、長く受注しているとかなり差が出てきます。
一方で大手サービスと比べるとライティング案件は少なくなってしまうため、良いクライアントと出会えれば利用したいサービス。
メインで使うには少々規模が心許ないのですが、登録してたまに案件の内容はチェックしておくことをおすすめします。
ココナラ|ライティングサービスを出品しておける

ココナラは、案件を受注するというよりも「自分のサービスを販売する」といったイメージで利用できるクラウドソーシングサービスです。
よって普段は他のクラウドソーシングサービスで仕事を探しながらも、ココナラでは「1文字1円で執筆します」などのサービスを出品して受注を待つという使い方ができます。
例えば画像編集が得意なら、ライティングと組み合わせたサービスを出品したりすれば差別化できるため、自分の強みをアピールしやすいのがメリット。
一方で、ある程度のスキルや実績がなければ本格的に受注していくのは難しいかもしれません。
しかし自分のサービスとして出品しておいて損はありませんので、ぜひあわせて登録しておいて下さい。
サグーワークス|ライティング案件特化型のサービス

サグーワークスは、ライティング専門のクラウドソーシングサービスです。
いわゆる「タスク案件」の形で気軽に仕事を始められる案件ばかりのため、手っ取り早くフリーランスライターとして仕事を始められるのがポイント。
一方で基本的に単価が低く、またクライアントとのやり取りやフィードバックなどもないため、スキルアップに繋がりにくいというデメリットがあります。
本格的にライターとしてキャリアを積んでいきたい方には向かないと感じますが、時間が空いたり気が向いたりしたときにだけ仕事をしたいという方におすすめです。
ママワークス|求人サイト感覚で使える主婦向けサービス

ママワークスは、その名の通り主婦層をターゲットとしたクラウドソーシングサービスです。(とはいえ男性でも未婚でも利用できます)
求人サイト感覚で仕事を探せるので、多くの人にとって馴染みのあるインターフェイスになっているのが特徴。
ポートフォリオの提出などを求められるような、アルバイト求人と似た選考フローを設けている案件が多いため、もともとライターとしての経験がある人にとっては働きやすいかもしれません。
一方で初心者が案件を獲得するのはなかなか難しいかもしれませんので、他の一般的なクラウドソーシングサービスで経験を積みながら利用することをおすすめします。
シュフティ|簡単な案件が豊富な主婦向けサービス

シュフティも、先程のママワークスと同じく主婦層をターゲットとしたクラウドソーシングサービス。
「とにかく簡単にできる案件が多い」というウリのサービスですが、ライティング案件も豊富に発注されているため、駆け出しライターにとっては穴場かもしれません。
一方、執筆時点ではかなり単価の低い案件が多いため、初心者ライターが経験を積むためと割り切って利用することをおすすめします。
在宅ワークス|これからに期待の穴場サービス

在宅ワークスは、少々マイナーなクラウドソーシングサービスです。画面も非常にシンプルで、仕事に集中しやすいのが特徴。
また他の一般的なクラウドソーシングサービスと違ってパーセンテージの手数料が発生しないため、振り込み手数料を除いて報酬額を満額受け取れるのは魅力です。
しかし登録してすぐでは取り組める案件数がかなり少ないため、満足な仕事にありつけない可能性が高いのは否めません。
大手サービスのサブとして利用してみて下さい。
クラウドソーシングでライティングの仕事をする流れ

クラウドソーシングサービスを利用してライティングの仕事をするのは、おそらく思っているよりも簡単です。
一般的な転職やアルバイト探しでは、履歴書を送って面接をして……という選考フローを踏みますが、クラウドソーシングで業務委託として仕事を受注する手順はとてもシンプル。
- サービスに登録する
- プロフィールを作成する
- 案件に応募する
- 契約する
- 仕事をする
- 納品する
- 報酬獲得
各発注者との細かい契約などは全てシステムが代行してくれるため、仕事に集中できるのがクラウドソーシングを使って仕事をする利点です。
クラウドソーシングでWebライターの仕事を始めよう
ライターとして仕事を始めるなら、まずはいくつかのクラウドソーシングサービスに無料登録して案件を確認してみて下さい。
自分でもできそうな仕事を受注して、少しずつ経験を積み、どんどんスキルアップしていきましょう。
Webライターとして仕事を始める手順は下記の記事でも解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
