Webライターをやめた人は何してる?

Webライターをやってみたいものの、仕事がうまくいかず、やめることになったときのことが心配な方へ。

今回はWebライターをやめた人がその後何をしていて、どんな理由でやめるケースが多いのか、そんな情報をまとめました。ぜひ参考にしてください。

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\ この記事を書いた人 /

たくろー
Webディレクター
ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、アクセス解析、撮影、画像編集、Web制作と、なんでもやってるwebディレクターです。
現在はIT企業でインハウスSEO担当兼、メディア運営責任者・編集者として働きながら、札幌でWebライティングの講師として活動。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、一人でひっそりと文亭を運営中。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

Webライターをやめた人は何してる?

Webライターをやめた人は、同じく文章やWebに関わる仕事にチャレンジするケースが多い印象です。

Webライターをやめた人が次にどんなことをしているのか、一例としてご紹介していきます。

編集者・Webディレクター

Webライターとして自分で書くのではなく、管理する側に魅力を感じてやめた人は、編集者やWebディレクターになる傾向があります。

どこかの企業へ編集者として勤めるケースはもちろんのこと、フリーランスとして案件を受注して、ご自身が抱えているライターへと割り振る個人プロダクションのような働き方をする方もいます。

Webライターとしてのキャリアや実力があり、また営業力と横の繋がりがある方に向いています。

アフィリエイター

Webライターの仕事で培ったSEOライティングなどのスキルを活かして、自信でメディアを運営してアフィリエイターとして独立する方もいます。

もちろんSEOだけでなく、SNSから集客する方や広告を回して集客する方など様々ですが、どちらにせよライティングのスキルが役立ちます。

Webライターとして働きながら、並行してアフィリエイトサイトを運営して、結果が出始めたらシフトしていくようなチャレンジの仕方がおすすめ。Webライターとして仕事をした経験は、自分がアフィリエイト記事を外注するときにも役立ちます。

コンテンツ販売

Webライターの実績をもとに、コンテンツ販売へと舵を切る方もいます。

Webライターとして培ったライティングスキルと、これまでのその他の経験を活かして、文章や動画のコンテンツを作って販売するような形です。

ずっとコンテンツ販売一本で生活していくのは厳しいかもしれませんが、とくにSNSでフォロワーを増やせた場合は、大きく稼げる可能性があります。

まったく別の仕事

Webライターをやってみて向いていないと判断した方は、もちろんまったく別の仕事をすることもあります。

プログラミングにチャレンジする方もいれば、本当に別の仕事へと転職していく方も様々です。

とはいえ一度やってみなければ、向いているかどうかすら分かりませんから、ぜひ一度Webライターという仕事へチャレンジしてみてください。

Webライターをやめたポジティブな理由

Webライターをやめたポジティブな理由
  1. もっと上のレイヤーに行きたい
  2. 意外と営業に向いていることがわかった
  3. 自分ならもっといいメディアを作れると思った
  4. 取引先からディレクターにスカウトされて転職した

Webライターとして働く中で、自分のスキルをもっと活かす方法を見つけた方は、ポジティブな理由でやめていく傾向にあります。

ライターは意外と「営業力」が必要な仕事ですから、仕事をとっているうちに自分が営業に向いていることに気づくような方もいます。

それ以外では、ディレクターやメディア運営など、一つ上のレイヤーへと上がっていくケースが一般的です。

Webライターをやめたネガティブな理由

Webライターをやめたネガティブな理由
  1. 報酬が安い、割に合わない
  2. 良い仕事が取れない
  3. 依頼されて書くのに飽きた
  4. そもそも文章を書くのがつらかった
  5. 時間の切り売りをしているように感じた
  6. 思っていたより自由な時間が少なくなった

Webライターを辞めるネガティブな理由には「報酬額」と「時間」に関わる問題が多い印象です。

まず報酬額は、やはり人によって差が出てきます。執筆スキルと営業力を伸ばせた人はどんどん単価も上がりますが、そんな人ばかりではありません。半年や1年頑張っても文字単価1円以上の仕事が取れないと、諦めていく方もいらっしゃいます。

また自由な働き方を求めてWebライターになった方の中には、意外と時間(納期)に追われてしまうことでかえって昼夜問わず働くようになってしまったり、ストック型の仕事ではないことに嫌気がさしてしまったりすることも。

この辺りも実際にやってみて初めてわかることですから、まずはやって確かめてみることが大切です。

楽しくWebライターの仕事を続けていくには

Webライターの仕事をやめたくなるのは、つらくなってしまうのが原因です。

楽しくWebライターの仕事を続けていくために、いくつか工夫できることをお伝えしていきます。

ブログや小説を書く時間を確保する

ずっと仕事だけで文章を書いていると、気が滅入ってくるタイミングが出てきます。元々文章を書くのが好きなら、気分転換もかねてブログや小説を書く時間を確保してみてください。

自分が好きなテーマの文章を書くことで、またあらたな楽しさを感じられたり、あらたな発見に繋がったりします。ブログを書いて気づいたことを、今後のライティングの仕事に活かせることも少なくありません。

元々文章を書くことが好きなのであれば、仕事以外でも思いっきり文章を書く時間を確保しておきましょう。

目の前の収入にこだわりすぎない

単価アップや収入アップにばかり目を向けていくと、やりたくもない仕事に手を出すことになったり、スキルアップする時間が取れなくて成長が止まってしまったりと、よくないことが起きがちです。

もちろんWebライターを始めた目的が収入アップだと思いますので、報酬を追い求めるのも仕方ないことですが、ある程度長期的な計画を立てて続けていくことをおすすめします。自由な働き方に憧れてライターになったはずなのに、自分で自分の理想に縛られてしまう方が少なくありません。

本当にいますぐその収入を得なければならないのか考えて、つらくならないようにライター業を続けていきましょう。

良いクライアントと良い関係を築く

ライターとして働いていると、様々なクライアントと関わることになります。

自分が成長できる環境を用意してくれたり、丁寧に接してくれたりするクライアントは大事にして、良い関係を築いていきましょう。報酬の高い仕事が、かならずしも良いクライアントであるとは限りません。

良いクライアントと仕事をすれば、自然と気持ちよく働けます。仕事内容にだけ目を向けるのではなく、ご自身の働きやすさも考えながら、良いクライアントと長く良い関係性を築けるように働いてみてください。

Webライターがあわなければやめてもいい

極論ですが、Webライターをやめたとしても人生が終わるようなこともありません。

合わなければやめれば良い話ですから、まずはチャレンジしてみて、自分が楽しく続けられる仕事なのか確かめてみてください。

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