トンマナとは?Webライターが知っておきたい専門知識

当記事ではWeb業界でよく使われる専門用語の「トンマナ」について解説します。

もともと広告やデザイン界隈で使われている言葉ですが、いまやWebサイト制作、Webライティングなど様々なシーンで使われます。

Webの仕事で「トンマナ」が指定される例も合わせて解説していきますので、クライアントから「トンマナが〜」と言われたときも対応できるよう、意味や捉え方を押さえておきましょう。

目次

\ この記事を書いた人 /

たくろー
Webライター、編集者
ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。個人ブログ「北海道ログ」で生活費を稼ぎながら、IT関連の事業会社にてWEBメディアの運営責任者として勤務。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、当サイト「文亭」を運営している。

トンマナとは

トンマナとは

トンマナとは「トーン&マナー(tone & manners)」の略で、デザインに一貫性を持たせるために設定される基準のこと。

実際に会話で使うときは「このページトンマナ合ってないよ」「この画像じゃトンマナ合わないね」などといった形になります。

ご存知だとは思いますが、語源であるトーンマナーの意味は、

  • トーン(tone):色調のこと
  • マナー(manner):作法のこと

こんなところです。

要するにトンマナは「そのクリエイティブにおける、色や表現に関するルール」のことを指します。

トンマナを決めるメリット

トンマナを決めるメリット

次に、トンマナがあるメリットをお伝えします。

トンマナが決まっていることで、全体的な仕事やビジネス展開を進めやすくなりますので、その意味合いを知っておきましょう。

複数人で作業してもデザインを統一できる

トンマナを決めて共有しておくことで、複数人でWeb制作をおこなう場合や、多くのライターで執筆する場合などでも、デザインやサイトの雰囲気を統一できるのが大きなメリットです。

複数人でルールなく作業すると大変なことになりますので、明確なルールを決めておくことが大切です。

契約ごとで、後からトラブルになりにくい

制作の現場において、クライアントが修正指示を出したい場合、事前にトンマナを決めておかなければトラブルになる可能性があります。

「ここはイメージと違うから修正して下さい」といっても、最初に指示がなければ「契約にありません」という話になりかねませんので、お互いがイメージを合わせておくことが大切ですね。

ブランディングになる

トンマナが決まっていることで、ブランディングに繋がるのもメリットです。

例えばWebサイト、インスタグラム、YouTube動画と展開していくときに、各メディアにおいてカラーリングがバラバラだったりすると、ユーザーから同じブランドだと認識されにくくなるかもしれません。

トンマナを明確に決めておくことで、長く運営するにつれ認知度の獲得にも繋がります。

トンマナの決め方

トンマナの決め方

次に、トンマナを決める際に押さえておきたいポイントをお伝えしておきます。

顧客ターゲットに合わせる

トンマナを決めるときは、その広告やWebサイトのターゲット層に合わせることが大切。カラーリングや表記ルールなどは、あくまで「利用するユーザー」のために考えましょう。

例えば「子供塾」のWebサイトを「グレースケール」と「だ・である調」の表現で統一するのはミスマッチになります。

顧客の性別や年齢などの属性をもとに、好まれるトンマナを設定するのが大切です。

使用する色は絞る

基本的には、メインで使用する色を絞ることが大切。ファッションでもなんでも一緒ですが、色が多くなるほどバランスを取るのが難しくなりますので、3色までに抑えるのが基本です。

青は「クール」、緑だと「優しい」、黄色だと「明るい」など、色によって与えるイメージが変わりますので、メディアのブランディングに応じて使う色を決めるのがセオリーです。

実際の運用を考えて決める

例えば表記ルールを決めるときに「漢字の開き方」をとにかく多く決めれば良いというわけでもありません。

ルールが多すぎると実際に運用するときに大変ですので、あくまで必要なものを必要なだけ決めることが大切です。細かい部分はあとから改修することもありますので、必要最低限の内容を押さえたトンマナを決めると良いでしょう。

Webの現場でトンマナが指定される例

Webの現場でトンマナが指定される例

それでは最後に、Web制作やWebライティングの仕事の現場でトンマナが使われる事例をお伝えしておきます。

カラーリング

まずはカラーリングです。サイトを制作するときはもちろん、記事を書くときの強調文字、CTAボタン、表など、さまざまな要素のカラーにトンマナのルールが設けられます。

好き勝手使うのではなく、そのメディアのルールを守って作業するよう気をつけましょう。

文字フォント

例えばアイキャッチ画像やバナー画像などを作るときの文字フォントも、トンマナとして指定される要素の一つです。

フォントによって大きくサイトの印象が変わりますし、フォントがバラバラだとやはりチグハグな印象を与えてしまいますので、画像選定もある仕事なら「フォント」についても意識を向けておきましょう。

漢字の開き

Webライターの仕事において、どの漢字を開いてどの漢字を開かないというのはチェックすべきトンマナの一つです。

あえて指定されなかったとしても、そのサイトの既存の記事を見てチェックすればルールがわかる場合もあります。あえて指定されていない部分までサイトのトンマナに合わせて書けると、Webライターとして一人前ですね。

口調・表記ルール

もちろん基本的な表記ルールも、トンマナを統一されることが多い要素です。

「です・ます」「だ・である」などの文末表現はもちろん、口語を使うのか「!」や「?」など記号を使うのか、といったトンマナが定められることがほとんど。こちらも統一することで、メディアとして印象が統一されていきます。

まとめ

トンマナは、そのサイトの印象を左右する大切なルールです。

カラーやデザイン、表記ルールなど、決められたものはしっかりと守って仕事を完遂しましょう。また自分でブログやWebサイトを立ち上げるときも、トンマナを決めておいて損はありません。

ぜひトンマナについて深く理解して、良い仕事ができるようになっていきましょう。

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この記事を書いた人

ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。個人ブログ「北海道ログ」で生活費を稼ぎながら、IT関連の事業会社にてWEBメディアの運営責任者として勤務。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、当サイト「文亭」を運営している。

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