「特徴」と「特長」の違いとは？意味や用法、使い分け方

今回は「特徴」と「特長」の違いについて解説します。

基本的に「特徴」は良し悪しどちらも。「特長」は良い部分だけを指す言葉だと考えると良いでしょう。ビジネスでもプライベートでも、さまざまなシーンで使う言葉ですから、ぜひ適切に使えるようにしておいて下さい。

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たくろー

Webディレクター

ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、アクセス解析、撮影、画像編集、Web制作と、なんでもやってるwebディレクターです。
現在はIT企業でインハウスSEO担当兼、メディア運営責任者・編集者として働きながら、札幌でWebライティングの講師として活動。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、一人でひっそりと文亭を運営中。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

文亭とは

「特徴」と「特長」の違いと使い分け方

「特徴」と「特長」には、下記の違いがあります。

• 特徴：他と比べて特に目立つ点
• 特長：他よりも優れている点

「特徴」は良し悪し関わらずどちらにも使えるのに対して、「特長」はあくまで優れている点だけについて使う言葉です。

たとえば商品紹介などのシーンで使うとき、「特徴」ならメリットデメリット両方を。「特長」の場合はメリットだけを解説するのが正しい用法になります。

「特徴」の意味と用法

「特徴」は、下記の意味を持つ言葉です。

• 他と比べて特に目立つ点。きわだったしるし。

そこに良し悪しの概念はなく、あくまで「目立つ点」について言及するときに使いましょう。

「特長」の意味と用法

特長は、下記の意味を持つ言葉です。

• 他よりも特にすぐれている点。特別の長所。

悪い点を挙げる際には使わず、あくまで「良い点や長所」を表すときに使いましょう。

まとめ

• 特徴：他より目立っている点
• 特長：他より優れている点

特徴と特長は、あまり意識せず使うことの多い言葉です。しかし明確な違いがありますから、表現したい内容により使い分けていきましょう。