「体制」と「態勢」の違いとは?意味や用法、使い分け方を解説

この記事では「体制」と「態勢」の違いについて解説します。

簡単にまとめると、システム化・ルール化して取り仕切っているような状況では「体制」を。未来に備えて準備している状態や、その心構えについて話すときには「態勢」を使うと良いでしょう。

なお、こういった言葉を「同音異義語」と言います。間違いやすい同音異義語は下記の記事にまとめてありますから、併せて参考にしてみて下さい。

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たくろー
Webライター、編集者
ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。
現在はIT企業でメディア運営責任者・編集者として働きながら、札幌でWebライティングの講師として活動。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、一人でひっそりと文亭を運営中。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

「体制」と「態勢」の違いと使い分け方

「体制」と「態勢」には、下記の違いがあります。

  • 体制:組織やシステムのあり方
  • 態勢:身構え、心構え

たとえば「24時間体制で、いつでも駆けつけられる態勢の警備員が待機している」などと使います。

システムのことについて話すなら「体制」を。心構えについて話すなら「態勢」を使うと良いでしょう。

その他の「たいせい」の意味と使い分け

使い分けに迷うことはないと思いますが「たいせい」と読むほかの言葉の意味もまとめておきます。

  • 耐性:環境の変化などに適応していく能力のこと
  • 大勢:ものごとの大まかな成り行き
  • 大成:長い時間をかけて成し遂げること
  • 体勢:体のかまえ、姿勢

まったく別シーンで使う言葉ですが、一応知っておきましょう。

「体制」の意味と用法

「体制」の意味は、下記の通りです。

  • 整った状態・秩序立った仕組み
  • 各部分が統一的に組織されて一つの全体を形づくっている状態

(出典・参考:デジタル大辞泉)

具体的な用法は下記の通り。

用例
  • 監督が変わり、新体制になったことでチームの雰囲気が一新された
  • 新人のサポート体制を整えておく
  • 反体制派の抗議活動に参加する

共通認識を持った集団、または管理された集団やシステムなどをあらわすときの言葉です。

「態勢」の意味と用法

「態勢」の意味は、下記の通りです。

  • あることがらに対する態度や状態。身構え
  • ある物事や情勢に対してとる構え。

(出典・参考:Wiktionary)

具体的な用法は下記の通り。

用例
  • スターの来日に伴い、数万人の警察官が動員され厳戒態勢が敷かれた
  • すぐにでも突入できる態勢を整えておく
  • 飛行機が着陸態勢に入る時はベルト着用サインが点灯する

未来に備えて準備している状態や、その心構えに対して使うと良いでしょう。

まとめ

「体制」と「態勢」は「準備を整える」という共通のニュアンスを持ちます。しかし言及するのがシステムについてなのか、意識についてなのか、といった違いがあります。

ルールやシステム化された状態には「体制」を、未来に備えて準備している状態や、その心構えには「態勢」を使うと良いでしょう。

シーンごとに、より適した表現を使っていって下さい。

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この記事を書いた人

ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。
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