「時期」と「時季」と「時機」の違いとは?意味や用法、使い分け方を解説

この記事では「時期」と「時季」と「時機」の違いについて解説します。

簡単にまとめると、特定の期間を指すときは「時期」を。季節的な期間を指すなら「時季」を。チャンスやタイミングのニュアンスなら「時機」を使うと良いでしょう。

なお、こういった言葉を「同音異義語」と言います。間違いやすい同音異義語は下記の記事にまとめてありますから、併せて参考にしてみて下さい。

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\ この記事を書いた人 /

たくろー
Webライター、編集者
ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。
現在はIT企業でメディア運営責任者・編集者として働きながら、札幌でWebライティングの講師として活動。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、一人でひっそりと文亭を運営中。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

「時期」と「時季」と「時機」の違いと使い分け方

「時期」と「時季」と「時機」には、下記の違いがあります。

  • 時期:特定の期間
  • 時季:季節的な期間
  • 時機:あることを行うのに丁度良いタイミング

クリスマスを例に解説します。

例文
「時期」

クリスマスの「時期」は出費がかさみ、いつも金欠気味だ。

「時季」

クリスマスは、イルミネーションがぴったりな「時季」だ。

「時機」

付き合って3回目のクリスマス。プロポーズにふさわしい「時機」がきた。

使い分け方だけを見ると、少々あいまいで難しいかもしれません。各言葉の意味を、ご自身の中で噛み砕いて理解していただくのが大切です。

意味の違いを押さえたうえで、適切に使い分けていってください。

「時期」の意味と用法

「時期」の意味は、下記の通りです。

  • その時。そのおり。
  • ある幅をもった時。期間。

(出典・参考:デジタル大辞泉)

具体的な用法は下記の通り。

用例
  • 四月は異動や人の入れ替わりが多く、何かと慌ただしい時期だ
  • この時期はいつも花粉で鼻がムズムズする
  • 寒い時期は外に出るのが億劫だ

「事をするには早すぎる」という意味で使われる四字熟語「時期尚早」の「じき」もこの「時期」です。「期間」や「時」と覚えると良いでしょう。

「時季」の意味と用法

「時季」の意味は、下記の通りです。

  • 季節
  • 1年のうち、そのことが盛んに行われたり、そのことに最もふさわしかったりする時期

(出典・参考:デジタル大辞泉)

具体的な用法は下記の通り。

用例
  • 寒くなってきて、鍋が美味しい時季が到来した
  • この時季旬の野菜をいただく
  • 時季はずれのサンマは少し小ぶりだ

「シーズン」と言い換えることもできますね。

「時機」の意味と用法

「時機」の意味は、下記の通りです。

  • 何かを行うのによい機会
  • しおどき

(出典・参考:デジタル大辞泉)

具体的な用法は下記の通り。

用例
  • 相手が油断している時こそ、攻めの一手を打つ時機だ
  • 彼女にプロポーズするのに良い時機を伺っている
  • 慎重になりすぎて、良い時機を逃してしまった

チャンスや、タイミングという意味で使うと良いでしょう。

まとめ

「時期」と「時季」と「時機」は、なかなか使い分け方の難しい言葉です。

場合により、英語で認識しておくと分かりやすいかもしれません。下記のようなニュアンスの違いになります。

  • 時期は「period」
  • 時期は「season」
  • 時機は「chance」

言葉の意味を理解して、シーンごとにより適した表現を使っていって下さい。

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この記事を書いた人

ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。
現在はIT企業でメディア運営責任者・編集者として働きながら、札幌でWebライティングの講師として活動。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、一人でひっそりと文亭を運営中。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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