未経験からWebライターになるには?必要なスキルと学習手順を解説

当記事では「ちょっと腰を据えて、頑張ってWebライターという仕事を目指してみたいな」という方に向けて「未経験からWebライターになる方法」を解説します。

筆者は30代でアパレル業界のエリアマネージャーからWebライターへ仕事を変えており、その後編集者、メディア事業責任者へとステップアップしてきました。

その立場から、未経験からWebライターになるために必要なスキルや学習手順を体系的にまとめました。

ぜひ当記事を参考に「価値あるWebライター」を目指す第一歩を踏み出していって下さい。

目次

\ この記事を書いた人 /

たくろー
Webライター、編集者
ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。個人ブログ「北海道ログ」で生活費を稼ぎながら、IT関連の事業会社にてWEBメディアの運営責任者として勤務。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、当サイト「文亭」を運営している。

Webライターとは

Webライターとは、クライアントから依頼されたテーマで記事を執筆・納品する職業です。

紙面で書く一般的なライターとの違いは、その名の通り「Web上」で公開される記事を書くという点。またその性質上、クライアントの「集客やマーケティング」を担う部分が大きいという点にあります。

また「副業」として始める方も多い仕事ですが、もちろん正社員アルバイト、あるいはフリーランスとして本格的に専業ライターとして生計を立てている方もいて、その労働スタイルは様々。

このように自分の好きな働き方を選べるのが、Webライターを目指す大きなメリットの一つとも言えます。

Webライターの詳しい仕事内容や、働き方による年収目安の違いなどは下記の記事でまとめていますので、ご興味あればご覧ください。

Webライターに必要なスキル

Webライターに必要なスキル

次に、未経験からWebライターを目指すうえで身につけておきたいスキルについて解説していきます。

クライアントから引っ張りだこにされるような「価値あるWebライター」になるには、以下の技術や知識に関する学習を進めていきましょう。

  • 日本語文法の基礎
  • 文章力
  • 要約力・読解力
  • ビジネスマナー・コミュニケーション力
  • Webライティング(SEOライティング)
  • WordPress(HTML・CSS)
  • 画像編集
  • その他、人生経験

日本語文法の基礎

まず大切なのが、日本語文法の基礎知識です。日常生活で細かな文法知識が必要になることはほぼありませんが、文章を商品にするからには一通り学習し直しておきましょう。

駆け出しWebライターが間違いやすい日本語文法として、以下のような内容が挙げられます。

これらの文法を正しく扱えるWebライターは、実は「〜1記事3,000円」くらいの価格帯にはほとんどいません

反対にいえば、上記の文法を学び直すことで「多くの初心者Webライターよりも一歩リードできる」ということです。ぜひ習得しておきましょう。

文章力

Webライターには、もちろん文章力も必要です。

ここでいう「文章力」とは、物語を作れるとか、気の利いたフレーズを思いつくとか、そういう力のことではありません。要点を論理的に整理し、読者にとってわかりやすく伝えられる能力のことです。

例えば以下のようなスキルを身につけると良いでしょう。

これらは100%の正解があるスキルではありませんが、ライター界隈で暗黙の了解的に取り入れられているベーシックな手法はあります。

その辺りを一通り学習していくと良いでしょう。

要約力・読解力

Webライターの仕事では、指定されたテーマについて詳しく調べ、わかりやすくまとめて納品するような仕事が少なくありません。

その際に要約する力がなければ、様々なサイトの情報をツギハギした価値のない原稿を納品することになり、修正依頼を受けて消耗してしまうことに繋がります。

要約が必要な場面とは、例えば以下のようなケースが考えられます。

  • サービスレビュー記事で「このサービスは要するにこんなことがメリットだ」と伝える
  • グッズの比較記事で「要するにここを比較して選ぶと良い」と整理する
  • PREP法において「例えば〜である」とわかりやすく伝える

このようなスキルが必要になるため、文章を理解し、要点を掴む力を鍛えていくと良いでしょう。例えば「毎朝、新聞の社説を読んで150文字にまとめる」など、日頃からトレーニングできる能力です。

ビジネスマナー・コミュニケーション力

Webライターは、ビジネスマナーや基本的なコミュニケーション力も習得しておく必要があります。

特にフリーランスのWebライターは、毎回クライアントから仕事を受注したり、打ち合わせをしたり、場合により単価の交渉をしたりと、コミュニケーション機会が意外と多いもの。

これが会社員やアルバイトのWebライターだったとしても、社内はもちろんクライアントとの打ち合わせが発生する機会はあります。

特に文章でやりとりをする機会が多い仕事ですので、良い印象を与えるビジネスメールの書き方なども参考にしながら、コミュニケーションの取り方を見直しておくと良いでしょう。

Webライティング(SEOライティング)

Webライターの価値を決める大きな軸として、WebライティングやSEOライティングのスキルも必要になります。

Webで文章を書く以上、それは集客販売を目的とすることがほとんど。その目的達成において必要なのが、これらWebにおける専門的なライティングスキルです。

Webライティングとは、想定読者の悩みを解決するために書く記法。SEOライティングとは、その記事内容をGoogleなどの検索エンジンのクローラーにもわかりやすく伝える技術です。

これらを習得しておくことで、紙面のライターとは違った「Webライターとしての価値」を身につけられるでしょう。

WordPress(HTML・CSS)

Webで文章を書く以上は、CMSの操作も避けて通れません。

CMSとは「コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、ブログやWebサイトなどを手軽に運営するためのアプリケーションのこと。

その代表的なものに「WordPress(ワードプレス)」があるのですが、現代では全ウェブサイト中の40%近くがWordPressで運営されているというデータもあるほど人気のCMSです。

またWordPress上で記事を書くうえで、文字を装飾したり、表を作ったりするには「HTML」や「CSS」といったプログラミング言語もある程度知っておく必要があります。

とはいえ本格的に開発するようなプログラミング言語と比べれば、決して難しいものではありません。自身のブログをWordPressで運営してポートフォリオを作るなどしながら、基礎スキルの習得を目指していきましょう。

画像編集

Webライターの案件の中には「画像選定」が含まれているケースもあります。

基本的には商品画像を探したり、フリー画像サイトから画像を探してきたりする程度の内容ではありますが、簡単な画像編集ができればさらにスムーズに仕事をこなせるでしょう。

画像編集ツールとしてはAdobe社の「Photoshop」が有名で、これさえ使えればWebライターとしての付加価値になります。あるいは無料で使える画像編集ツールである「Canva」などでも十分。

バナー画像やアイキャッチ画像を作れる程度の画像編集技術は、ぜひ身につけておきましょう。

その他、人生経験

Webライターにおいてもっとも大切かもしれないスキルが「人生経験」です。この先Webライターとして生計を立てていきたい場合、ぜひ様々な経験をして、その経験をブログやSNSなどでアウトプットする癖をつけていきましょう。

文章を書くにあたり、本当に大切なのは「誰が書いているのか」ということです。

例えばクライアントが「転職」に関するテーマの記事執筆を依頼しようと思ったときに、下記どちらの方に頼むと思いますか?

  • 転職したことのない、新卒で入社したばかりのサラリーマン
  • 異業種への転職を2回成功させて、年収をアップさせてきた30代のサラリーマン

どう考えても、後者の転職経験者に頼みますよね。

こうやって考えると、豊かな人生経験が「Webライター」という仕事においてアドバンテージになることは明らかです。

ぜひ多くのことを経験して、それをアウトプットできるだけのスキルを身につけていきましょう。

未経験からWebライターになる方法

未経験からWebライターになる方法

それでは、未経験からWebライターになる方法をお伝えします。

Webライターには大きく分けて「フリーランス」「企業勤め(サラリーマンやアルバイト)」の2種類の働き方がありますので、自分の目的や環境にあった方を選んでチャレンジしていって下さい。

フリーランスのWebライターになる方法

フリーランスのWebライターになる

フリーランスのWebライターになるには、まずは副業として仕事を始めるのがセオリーです。

未経験の方がいきなり良い仕事を受注できるような甘い業界ではありませんので、まずは副業としてコツコツ経験を重ねながら、徐々に本格的な専業ライターを目指してスキルアップしていきましょう。

とはいえ、フリーランスのWebライターになること自体は簡単です。下記の手順で始めましょう。

  1. 記事の書き方の基礎学習を済ませる
  2. クラウドソーシングに登録する
  3. プロフィールを設定する
  4. まずはタスク案件でコツコツ文章を納品する
  5. ある程度実績がつけば、プロジェクトの案件へ応募していく
  6. 継続してライティング案件を獲得できるようスキルアップしていく

本格的に稼げるようになるには「たゆまぬ努力」が必要ですが、まずチャレンジすることは誰にだってできます。

シンプルな手順で未経験からWebライターになれますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。もっと具体的かつ詳しい手順は、下記の記事で解説しています。

企業勤めのWebライターになる方法

企業勤めのWebライターになる

企業勤めのWebライターになるには、一般的な転職活動・就職活動を行いましょう。

個人的には、本格的に「食っていけるWebライター」を目指すには企業勤めが1番だと思っています。

毎日Webライティングの仕事をする中で、上司やクライアントからフィードバックを受けて成長できる環境に身を受けるのは、企業勤めならではのメリットと言えるでしょう。

また、履歴書職務経歴書を提出して面接を受けるのは通常の仕事と変わりませんが、Webライターの場合は「テストライティング」が課されることが多いのが特徴です。

テストライティングに合格するには、やはり基礎的なスキルを身につけておくことが必要。学習を進めつつ、場合により副業でWebライターの仕事も受けたりしながら、Webライターへの転職活動にチャレンジしてみて下さい。

Webライターになるために学習を進める手順

Webライターになるために学習を進める手順

次に、実際にWebライターになるために学習を進める手順をご紹介しておきます。

実際に「アパレル業界のエリアマネージャー」から「企業勤めのWebライター」へ転職したときの経験も踏まえながら、効率よくスキルアップしていく方法をステップ・バイ・ステップでまとめました。

ぜひ参考にしてみて下さい。

1. WordPressブログを立ち上げる

Webライターとしてのスキルを身につけるには、とにかく文章を書きまくってPDCAを回すのが1番です。そのためにまずは、WordPressブログを立ち上げて運営を始めましょう。

ブログを立ち上げる過程で「レンタルサーバー」「ドメイン」など、Webの業界で仕事をしていく上で「誰もが知っていて当たり前な知識」の習得を目指せます。

ちなみにレンタルサーバー代は月額1,000円程度。ドメイン代は年額で1,500円程度ですので、さほどコストはかかりません。ぜひチャレンジしてみて下さい。

筆者の個人ブログに「WordPressブログの始め方」をまとめたページがありますので、下記記事を参考にして下さい。(※後々、当サイト内で解説し直す予定です)

2. Webライティングを学びつつ、ブログ記事で実践する

無事にWordPressブログを立ち上げたら、ブログ記事を書いていきましょう。

しかしただの日記のような記事を書くのではなく、何かテーマを決めて「読者の悩みを解決できる記事」を書いていきます。

そのために、まず基礎学習として何冊かWebライティングに関する書籍を読んでおくことをおすすめします。

筆者の個人ブログに「Webライティング習得におすすめの書籍」をまとめたページがありますので、下記記事を参考にして下さい。(※後々、当サイト内で解説し直す予定です)

3. 分析ツールも導入しながら、まずは記事を書いていく

基本的なWebライティングに関する学習を進めながら、まずはとにかく記事を書いて「悩める誰かのために文章を書く」という行為を自分の体に馴染ませていきます。

これまでは「自分が伝えたいこと」しか書く機会がなかったと思いますので、どんどん「誰かの知りたいこと」を書いていきましょう。

その中で、検索順位チェックツール、キーワードの検索ボリュームチェックツール、アクセス解析ツールなども利用しながら、自分の書いた記事への反応も分析していけるとベターです。

とはいえ「まずは数をこなして文章執筆に慣れる」ということが大切ですので、少なくとも30記事程度を目標に、ブログ記事を書いていってみて下さい。

4. 過去に書いた記事を見直し、文法や文章力を磨いていく

30記事ほど書いた後、自分が過去に書いた記事を見直してみると、おそらく「文章も文法もめちゃくちゃで見ていられない……」と感じるはずです。

これは誰もが通る道で、成長している証拠。

「自分の文章がめちゃくちゃだ」と気付けて初めて、本格的に「文法」「文章力」について学習する気持ちが芽生えてくるものです。

そこで、まずはすべての記事の日本語文法や表記内容を見直して、書き直して行ってみましょう。(こうやって一度公開した記事を書き直すことを「リライト」といいます)

そうすることで、自身のブログを「人様に見せられるクオリティのブログ」に仕上げていき、ブログをポートフォリオとして使えるようにしていきます。

5. 仕事へ応募していく

ある程度文章を書くことにも慣れて、ブログの記事数も50記事〜程度に増えてきたら、仕事に応募していきましょう。

フリーランスの場合は、クラウドソーシングに登録して「未経験OK」「記事単価1,500円〜3,000円」この辺りの案件に応募していきます。実績兼ポートフォリオとして運営ブログを添えながら、その募集に対してどんな記事が書けるのか提案して仕事をもらいましょう。

正社員やアルバイトとして働きたい場合は、履歴書や職務経歴書にポートフォリオとして運営ブログのURLや概要を記載して応募していきます。

筆者が未経験からWebライターに転職した際、それで書類選考を通り、本来あるはずだったテストライティングもパスして転職を成功させました。Webライターになるには「ブログ」は強い武器になりますので、ぜひ良いブログを作って実績にしていきましょう。

6. 仕事をしながら、必要になった知識を順次習得していく

仕事が決まれば、あとは仕事をしていく中で必要になったスキルや知識をどんどん吸収していきます。

タイミングによって文法を学び直す必要性に迫られることもあるでしょうし、SEO対策についてもっと理解を深める必要がある案件にも出会うかもしれません。

その都度スキルを身につけながら仕事をこなしていくことで、Webライターとしてどんどん価値ある人材になっていきます。

ぜひWebライターになった後も学習をとめず、貪欲にスキルアップしていって下さい。

まとめ

Webライターになるには、多くのスキルを身につける必要があります。

  • 日本語文法の基礎
  • 文章力
  • ビジネスマナー・コミュニケーション力
  • Webライティング(SEOライティング)
  • WordPress(HTML・CSS)
  • 画像編集
  • その他、人生経験

しかし一気に全てを完璧にする必要はありません。どんどん記事執筆を実践していきながら、その都度必要なスキルを身につけながらステップアップしていきましょう。

それでは「価値あるWebライター」を目指して、効率よく学習を進めていって下さい。

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この記事を書いた人

ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、撮影、画像編集と、なんでもやってるwebライター兼編集者。個人ブログ「北海道ログ」で生活費を稼ぎながら、IT関連の事業会社にてWEBメディアの運営責任者として勤務。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、当サイト「文亭」を運営している。

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