当記事では、人気のWordPress向けレンタルサーバー「シン・レンタルサーバー」をご紹介します。
基本的なスペックが高い割に費用も安く、10日間無料体験付き。独自ドメインも一つ永久無料で使えて、ジャンル制限がほぼなくアダルトサイトも運営できるサーバーです。
今回は評判を調査したところ、初心者から上級者にまで評価が高いサーバーでした。そんなシン・レンタルサーバーについて、特徴や使い方をレビューしていきます。
※この記事はPRを含む内容になっています。本ページのリンクからサービスへとお申し込みいただくことにより、当サイトへと広告料が発生する場合があります。
シン・レンタルサーバーとは


シン・レンタルサーバーは、2021年からエックスサーバー株式会社が運営するレンタルサーバーです。
比較的あたらしいサービスではありますが、運営元は老舗のレンタルサーバー「エックスサーバー」を運営している会社で安心感があります。
WordPressの設置や設置後の設定もわかりやすく、さらには表示スピードにも自信アリで料金抑えめと、初心者から上級者にまでおすすめできるサーバーです。
シン・レンタルサーバーの特徴


シン・レンタルサーバーを実際に使ってみた感想をもとに、他のサーバーとも比較しながら特徴的な点をレビューしていきます。
WordPress設置や設定がわかりやすい


シン・レンタルサーバーは、コントロールパネルや設定まわりが比較的わかりやすいサーバーです。
コントロールパネルの比較対象としては「cPanel」などがありますが、それよりも一般利用者向けに最適化されている印象で、わかりやすい言葉が使われているUIだと感じます。
制限ジャンルが少なくアダルト運営も可


シン・レンタルサーバーは、アダルトサイトなども運営できるレンタルサーバーです。
明確なアダルトサイトだけでなく、例えば出会い系やマッチングアプリなどを紹介するサイトなども、サーバーや文脈によっては制限ジャンルだと捉えられる可能性があります。
明確な18禁サイト以外でも、微妙なジャンルのサイトを運営されるのであれば、こういった「アダルト可」のレンタルサーバーを選ぶと良いでしょう。
常時SSL化だけ設定に一手間が必要
シンレンタルサーバーは設定がわかりやすいのですが、一点「常時SSL化」を設定する場合だけ、設定に一手間かかる点はデメリットに感じました。
SSL化自体はワンボタンで設定できて「https」で繋げられるようになりますが、その設定だけでは「http」でも表示できてしまいます。httpに繋がれたものをすべてhttpsへ転送するためには、下記のとおり.htaccessに記述する必要があります。


とはいえSSL化を設定したあと「.htaccess編集」に進んでコピペするだけですので、知ってさえいれば問題ないことかとは思います。
具体的な方法については、当ページ内「常時SSL化する方法」にて解説しています。
常時SSL化を実装する記述は、下記のとおりです。(書き方は他にも色々ありますので、こだわりがあるならご自身で調べてみてください)
表示スピードにこだわりアリ
シン・レンタルサーバーは公式トップページで「国内最速」を謳っているとおり、サイトの表示スピードに自信のあるサーバーです。
サーバー構築にKUSANAGIが採用されていて基本スペックにこだわっているほか、サーバーキャッシュ機能を強化する「エックスアクセラレータ」という独自機能も採用されています。(エックスサーバーで採用されているものと同じです)
個人的な体感としても、最低スペックのベーシックプランであっても「十分に速い」と感じます。
シン・レンタルサーバーの使い方


シン・レンタルサーバーの使い方を解説していきます。
シン・レンタルサーバーに登録する方法
まずはシン・レンタルサーバー公式サイトトップページ「お申し込み」ボタンを押下し「すぐにスタート!新規お申し込み」へ進みます。
サーバーIDとプラン、その他情報を入力する画面になりますので、ここで下記のとおり情報を入力しましょう。


次のページで個人情報などを入力して、支払い登録をすれば登録完了です。
注意点は「WordPressクイックスタート」の項目で、画面の注意書きにもあるとおり、利用すると無料期間がつきません。まずお試ししたい場合は、クイックスタートを利用せずに登録することをおすすめします。
シン・レンタルサーバーでWordPressを設置する方法
WordPressを設置するには、まずアカウントページから「サーバー管理」へ進み「WordPress」項目の「WordPress簡単インストール」へ。


その後WordPressを設置したいドメインを選び、WordPressインストール画面で必要事項を入力します。


「確認事項へ進む」を押せば、WordPressが設置されます。
シン・レンタルサーバーで常時SSL化する方法
シン・レンタルサーバーでは無料でSSLの設定ができます。「SSL化」の設定をして、その後.htaccessに設定を記述して「常時SSL化」する手順が必要です。
まずサーバーパネル「ドメイン」項目内の「SSL設定」へ進み、設定したいドメインを選びます。その後「独自SSL設定追加」のタブにいき、そのまま「確認画面へ進む」を押せば設定完了です。


なお「CSR情報(SSL証明書申請情報)を入力する」にチェックを入れると組織情報を入力できますが、任意です。もし入力した場合、サイトのSSL情報を確認した際に表示されるようになります。
ちなみに当サイトは設定していませんので「証明書に含まれていません」の表記ですが、下記の項目にCSR情報が表示されます。


SSL化設定が終わったら、次は.htaccessに必要なコードを追記して常時SSL化の設定をします。
- ここの設定は、なんらかの設定が既に書かれていたり、プラグインを使っていたりする場合は競合する可能性があります。あくまで自己責任で設定してください。
ホームページ項目の「.htaccess編集」へ進み、ドメインを選択して「.htaccess編集」タブへ。下記のようにコードを追記します。


# BEGIN HTTP Redirect
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>
# END HTTP Redirect
要するに「httpで始まるURLを全部httpsにリダイレクトしますよ」という記述であり、常時SSL化のために必要です。
繰り返しますが、環境や事前設定によっては競合する可能性もあります。バックアップを取るなりして自己責任で記述してください。
シン・レンタルサーバーのDNS設定方法
Googleサーチコンソールの設定などで、DNS情報の編集が必要になる場合があります。
その際は「ドメイン」項目の「DNSレコード設定」へ進み、ドメインを選んで「DNSレコード追加」へ。
必要事項を記述すれば、DNSレコードを追加できます。
シン・レンタルサーバーの料金


ここでは、シン・レンタルサーバーの料金プランや支払い方法についてまとめました。
シン・レンタルサーバーの料金プラン
シン・レンタルサーバーの料金プランは、下記のとおりです。
プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|---|
月額(税込) | 770円〜 | 1,540円〜 | 3,080円〜 | 6,160円〜 |
vCPU | 6コア | 8コア | 10コア | 12コア |
メモリ | 8GB | 12GB | 16GB | 20GB |
容量 | 300GB | 400GB | 500GB | 600GB |
頻繁に割引キャンペーンが実施されていますので、実際には上記金額よりさらに安くなることがほとんどです。詳細は公式サイトでご確認ください。
シン・レンタルサーバーの支払い方法
シン・レンタルサーバーでは、下記の支払い方法が利用できます。
- 銀行振込
- コンビニ決済(ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート)
- クレジットカード(VISA、マスターカード、JCB、アメリカンエキスプレス)
まずは10日間無料で利用できますので、気軽に試してみてください。
シン・レンタルサーバーの口コミ・評判


ここでは、シン・レンタルサーバー利用者の口コミをご紹介していきます。良い評判と悪い評判に分けてまとめました。
シン・レンタルサーバーの良い口コミ
wpXシンレンタルサーバー試してますがKUSANAGIと言ってもミドルウェアにKUSANAGIを使った?っぽくてKUSANAGI特有の設定もない。KUSANAGIではバッティングしやすいキャッシュプラグインも使えるのでミドルウェアのチューニング箇所のみの適用な印象がある。良いとこ取りみたいなバランスかな。
出典:Twitter
シンレンタルサーバーめちゃ優秀ー
出典:Twitter
WPの移行ってデータベースのファイルと外見のファイルの移行とそしてwp-config.phpをどうでとありますが、シンは移行元のURLとログイン情報入れるだけで勝手にお引越しー。
これはすごい楽。
最近スターサーバーからシンレンタルサーバー(エックスサーバー)に変えて見たのですが、これまでの対策は何だったのか?っていうくらい表示速度が速くなり大満足してます
出典:Twitter
月10万円まではどこのサーバーを使っても同じ(安いほうが良い)派に変わりはないものの、管理画面からして速い
シン・レンタルサーバーは、初心者はもちろんテクニカルなところまでこだわる上級者からも高い評価を得ていました。他のレンタルサーバーと比べて、痒い場所に手が届くような仕様になっており、満足している方が多い印象です。
シン・レンタルサーバーの悪い口コミ
wpxシンレンタルサーバーの
出典:Twitter
腹たつところ。
契約後に新規契約値引きキャンペーンの
メールをバンバン送ってくる。
既存会員にも値引きしろや!
SNSなどで調査したところ、ほぼ悪い評判はなかったのですが、タイミングによっては「申し込んでから値引きキャンペーンの案内が来る」といった点でネガティブな声がありました。また以前に一度大規模障害でサーバーが落ちたことはありますが、すぐに復旧しています。
基本的なスペックが高く満足度の高いサーバーですので、一度試してみてはいかがでしょうか。
シン・レンタルサーバーは初心者から上級者にまでおすすめ
シン・レンタルサーバーは、他社のWordPress向けのレンタルサーバーと比較しても、トップクラスにおすすめできるサーバーです。
初心者にはもちろん、上級者にとっても痒いところに手が届く仕様になっていますので、ぜひ検討してみてください。まずは10日間無料でお試ししてみましょう。

